二十七話 最終決戦U         マスターハンド「ッ!・・・・・しぶといな、防いだのか・・・            あの攻撃を・・・」   憎憎しげに呟くマスターハンドの前には、   クレイジーハンドの落とした無数の爆弾から生き延びた者達。   どうやって防いだのかは見れば分かった、クッパのコウラに大きな亀裂と焦げ目がある、   その巨体と甲羅の硬さを生かし、クッパは自分の防御力と引き換えに仲間達を守ったのだ。   クレイジーハンド「マスターがむきになるのも分かるな、こりゃ             ・・・だが、それで俺達に勝ったと思うなよ・・・・?」   ピチュー「じゃあ、本当にお前達を倒してみせるッ!         ” でんげきドリル ”!!」   バチバチィッ! ズガガガガガッ!   マスターハンド「ッグ・・・ぁ、アあ!?」      ピチューが電撃を纏い、回転攻撃をかました!   空中でマスターハンドが呻く、しかし次の瞬間ピチューは床へ叩き落された。   マスターハンド「貴様等ぁッ!!」     クレイジーハンド「図に乗るなよッ!」   ピチュー「!?」   叩き落されたピチューがふらりと立ち上がった瞬間、   巨大な左手袋がピチューの身体を包み込む・・・・!   クレイジーハンド「握り潰してくれる!!」      ギ・・・ギギギギギッ!!   ピチュー「がっ・・・!う、ぐっ、ピィッ!!」   クレイジーハンドの手の中でピチューが悲鳴をあげる。   周りから見ればよく分からないが、クレイジーハンドは体に力をいれ、ピチューの身体を握り締めているのだ。   ルイージ「やめろぉッ!! ” 地獄突き ”!!」   ズドッ!!   ルイージの突きがクレイジーハンドに減り込んだ!   突然の攻撃にピチューを取り落とすクレイジーハンド。   そこへルイージ目掛けマスターハンドが拳を作り飛来して来たがそれを回避、   標的が居なくなった事で勢いあまり空間の奥まで飛んで行った右手袋。   その間にもクレイジーハンドが手刀を振り下ろしてきていた、あえてルイージは避けようとはせずに左手袋の指にしがみつく。   ステージすれすれにまで振り下ろされたクレイジーハンドの手刀から飛び降りると同時に” ファイアジャンプパンチ ”を決める。   クレイジーハンド「っ・・・・!」   ルイージ「まだまだぁ!” ルイージサイクロン ”!!」      ガガガガッ!   ルイージの両腕を伸ばしての回転攻撃。   クレイジーハンドに次々と回転した両腕が直撃、ダメージを蓄積していく。      クレイジーハンド「グググググッ!てめっ・・・・!?」   ルイージ「” ファイアジャンプパンチ ”!” ファイアボール ”!」   再び火炎を纏った拳でクレイジーハンドを打ち上げた後に火炎球をぶつける。   直後、ピチューからの援護に” かみなり ”がクレイジーハンドの真上に落ちる。   左手袋が悲鳴を上げたその瞬間、はるか遠くから低い銃音と共に6発のミサイルが飛来してくる・・・!   ルイージ「くっ!」   ピチュー「うわあっ!」     ミサイルがステージに直撃し、次々と盛大な爆音を響かせる。   爆風が広がり、その衝撃波にクレイジーハンドの近くにいたルイージとピチューが巻き込まれる。    そういえば肝心のクレイジーハンドが居ない、思っていると二人の影が更に大きな影にかき消される、   ふいに真上を見るとそこには案の定クレイジーハンドが手を広げ、二人を押し潰すために豪速で急降下を始めていた。   ピチュー「ルイージ、僕につかまって・・・行くよ、” こうそくいどう ”!」      言われた通りにピチューの尾を掴むルイージ、   その瞬間ピチューが高速移動を駆使してクレイジーハンドの攻撃範囲から即座に離れる。   ギリギリ攻撃範囲から離れた途端、彼等の背後から耳を貫くような轟音が発生し、足元を衝撃波が襲った。      クッパ「加勢するぞ、” クッパブレス ”!!」   ナナ「両脇から火炎と吹雪の夢のコラボレーションよ!” ブリザード ”!!」        ゴオオオオオオオオオオオオッ!!!   ビュゥオォォオオオオオッ!!   クレイジーハンド「ぐぁぁあああああ!!」   クッパの吐き出した火炎、ナナが放った吹雪が両脇から地に伏せた状態のクレイジーハンドに襲い掛かる。   強烈な攻撃に悲鳴を上げるクレイジーハンド、と、そこへマスターハンドが飛来してきた。   マスターハンド「大丈夫か!?クレイジーッ・・・!?」   ドンキー「お前は俺が相手だ!」   マスターハンド「ぬぅっ!?」      宙を降下しながら何かを言いかけたマスターハンドの前にドンキーが叫びながら躍り出る。   次の瞬間ドンキーの左腕が飛来してくるマスターハンドの人差し指を引っ掴む。   振り落とそうとマスターハンドが高く上昇し、身を震わせるがドンキーが手を離す事は無かった。   それどころかドンキーは片手で自分の身体を支えながらマスターハンドの真下へ潜り込む。    そのまま両足を全力でバタつかせ、マスターハンドの手の平を何度も蹴り飛ばす!   マスターハンド「ぐがぁぁっ!」   ドンキー「ピチュー、とどめだ!!」   ピチュー「おっけぇ!!” かみなり ”ーッ!!」   ピシャァァァアアン!!   マスターハンド「グッ・・・・・・・!!            ああああああぁぁぁぁぁ!!!?」   雷に打たれたマスターハンドが悲鳴を上げながら落下する、   ステージに落ちる寸前にドンキーがマスターハンドから飛び降り、   少し離れた場所でクレイジーハンドと交戦する仲間達の元へ、待機していたピチューと共に駆けて行く。      ナナ「” クイ打ち ”!」   クッパ「” スピニングシェル ”!!」   ルイージ「” ファイアジャンプッ・・・・!?」    クレイジーハンド「っがぁぁあああああああ!!!             いい加減黙りやがれぇぇええええ!!!       ” 紫炎突 ”!” 雷牙突 ”!!” 氷河突 ”!!!」   ズドォン!!           ズドォオン!!                  ズドォンッ・・・・・!!!   ブォオオオ!!               バチバチッ!!                    ッカキィィイイン!!     ルイージ「ッ・・・・・・・!!」   メンバー達の猛攻についに怒り狂ったクレイジーハンドが連続でそれぞれ別のエネルギーを纏った指を突き出す、   標的となったルイージは紫炎に包まれ、電流に蝕まれ、凍結。凄まじい勢いで吹っ飛び、   空中で氷が砕けるも強烈な連続攻撃により身体を動かすことが出来ない・・・・・!!      クレイジーハンド「ッハハハハハハハ!!!             死ねーーーーーーッ!!!!」   クレイジーハンドがそのルイージを場外にしようと突進するが―――!     ピチュー「させないよッ!」   ナナ「ったぁぁあああああ!!!」   クレイジーハンド「――――――ッ!?」      勢い良くピチューがクレイジーハンドに向かって来た・・・!   その足元には木製のハンマー。   そう、ナナがハンマーに乗ったピチューを真上へ思い切り投げつけたのだ!   ピチュー「” 10まんボルト ”ーーーッ!!!」   バチバチバチバチィイッ!!!   クレイジーハンド「ガッ・・・・ぐゥ!!」   ピチュー「まだまだぁ!」   ピチューが横に飛ぶ――その後ろからは飛んで来たハンマーが。   無論クレイジーハンドにぶち当たり、彼は悲鳴を上げる・・・   そしてそれを見たピチューはにやりと微笑み言い放った。   ピチュー「喰らえ――” かみなり ”ぃぃいいいいい!!!!!」      ッピシャァァァァァアアアアアアアアアアアア!!!!   クレイジーハンド「ぐぁぁぁぁぁああああああああーーーーーッ!!!!?」   ピチュー「皆・・・後は任せたよ・・・」   彼の中で最強の電撃攻撃がクレイジーハンドを襲う・・・!   強烈なフラッシュの中、力を出し切ったピチューは気を失い、落下―――   自らの放電でダメージを負ってしまうピチューは、今まで何度も無理をしてきた。   その反動が今、ここで返ってきてしまったのだ。   辛うじてピチューは、下に居たナナに受け止められ、落下によるダメージは受けずに済んだ。   クレイージハンド「ッぐ・・・許さん・・・・許サン・・・             絶対に・・・許さねぇぞ・・・・!!」   ナナ「アンタなんかに許されなくたって別にいいもんねーッ!」   ヒュゥゥウウウウウ・・・・      ドガッ!   クレイジーハンド「ッ!」   落ちてきたルイージがクレイジーハンドにぶつかる・・・   そのまま転げ落ちてきたルイージはボロボロだった。      ドンキー「もう一息だ、ルイージ!頑張ろうぜ・・・!」   ルイージ「うん・・・・         皆の仇を・・・討つんだ・・・!」   クレイジーハンド「・・・何が『 仇を討つ 』だぁ・・・・?             そいつらを殺したのはお前等だっつーの!!」   ルイージ「黙れ・・・・        そうせざるをえなかったんだ・・・        その原因を作ったのは・・・君達だろ・・・・!」   クレイジーハンド「黙るのは貴様等だ・・・             黙るのは・・・そうだ・・・・黙れ・・・             黙れ・・・貴様等が・・・黙れぇ!!」   クレイジーハンドが声を荒げる   しかし、メンバー達はそれには身じろぎ一つもせず───。     ナナ「黙らないわよ・・・アンタを討つまでは・・・!」   ルイージ「倒す・・・世界を壊させるもんか・・・         これ以上死者を出して溜まるかぁッ!」   マスターハンド「フン、きれい事をォッ!!」   叫ぶ二人に叫び返しながら、遠くから二本の指を彼等に向け、   指先に力を集結させる・・・!あれはミサイルを放つ構え、即座にドンキーとクッパがマスターハンドに飛び掛っていった!   ドンキー「” スピニングコング ”!!」   クッパ「グゥウォオオアアアッ!!!」   ブゥンブゥンブゥン・・・ッガガガガガガガガ!!   ゴォォォオオオオオオオオオッ!!   マスターハンド「ぐぁああああああああッ!!?」   ドンキーの” スピニングコング ”とクッパによる   真上を向いての” クッパブレス ”がマスターハンドを襲った!   無論、今にも撃ち出されようとしていたミサイルが撃ち出される事はなくなった。   ドンキー「っへ・・・どうだ!!」   クレイジーハンド「ォォォオオオオ!!!」     ズドォオン!!     ドンキー「ぐぉお!?」   ドンキーが言った瞬間クレイジーハンドが回転しながら突っ込んできた!   大きく吹っ飛ばされたドンキーの頭上にクレイジーハンドが飛来し、思い切り平手で叩き落す!       マスターハンド「小賢しい人形どもめ!!生意気な玩具どもめ!!           消えろ!!失せろ!!私の、視界から、消えろぉぉぉおおおおお!!!」   ドゴオオオオオオオオオオオオオッ!!!   ドンキー「がぁああああっ!!!」   光速でドンキーの腹に強力な裏拳を減り込ませたマスターハンド、   少量の血を吐き出しながらドンキーが勢い良く宙を舞う・・・。   クッパ「ガアアアアアアアッ!!」   マスターハンド「っ!!?」   ッザグ!! ズバァアアアア!!   マスターハンド「ぐぉおおおおおおおッ!!?」      ドンキーを吹っ飛ばしたマスターハンドに飛び掛ったクッパが爪を突き刺し、そのまま思い切り引く!   結果、マスターハンドに弾き飛ばされるも大ダメージを与えることが出来た。   更に、” スピニングコング ”でマスターハンドの真上まで迫ったドンキーが落ちてくる・・・!   ドンキー「お返しだ・・・行くぞッ!” ドンキーヘッドバット ”!!」   ドガァアアアアッ!!   マスターハンド「ぐぁぁあああーーッ!!?」   マスターハンドが危うく床に減り込みそうになるが   すぐに浮き上がってそれを回避する!   クッパ「” フレッシュミキサー ”!!」   マスターハンド「!!」   ズギュギュギュギュギュッ!!!   マスターハンド「ごぉああああぁ・・・ああッ!!」   下に待ち構えていたクッパのコウラとトゲの回転攻撃・・・!   元々は掴み技であるがマスターハンドは大きさの関係で掴めない、   その為掴まずに本来の上掴み攻撃を発動したのだ。   しかしそれでも休む暇は与えてくれなかった、宇宙空間の彼方から四本の青白いレーザー光線が放たれたのだ。   クレイジーハンドのそれぞれの指とステージを繋ぐレーザーが闇雲に駆け巡り、逃げ惑うメンバー達に攻撃を仕掛けてくる・・・!   ナナ「あそこまで届くかな?・・・それぇっ!!」   クレイジーハンド「むぅっ!?」   高く跳躍したナナが” ゴムジャンプ ”に用いる長く白いゴム・・・の先に、氷の塊が。   ” おもり ”をつけたゴムがクレイジーハンドの親指・・・唯一レーザーを放っていない指に絡みつき、   更にゴムの伸び縮みする作用を利用してナナが一気にクレイジーハンドの元まで移動する。   クレイジーハンド「なにぃっ!?」   ナナ「” ブリザード ”ッ!” クイ打ち ”!!」   ヒュォォオオ・・・・ッドゴォン!!      クレイジーハンド「ぐ・・ぁああ、がぁあ!!き、さまぁぁあ!!」       クレイジーハンドが怒りに身を任せて、レーザー光線を中断してナナを振り落とす、   だが、次の瞬間視界に映ったのは、緑・・・・ルイージだった。   ルイージ「ナナが飛び上がったとき、彼女の足に僕も掴まってここまで来ていたんだ・・・        喰らえぇえ、” ルイージロケット ”!!!」   ドゴオオオオオオオオオンン!!!   至近距離での” ルイージロケット ”を喰らったクレイジーハンド、   奇声とも取れる悲鳴を上げながらステージに落ちていく。   マスターハンド「っち・・・・                  ” 俊敏なる剣士 ”! ” 力炎火の剣士 ”!           ここに―――現れよッ!!」   ブゥゥウウウン・・・ギ・・ギギギィー・・・・   擬似マルス「ギギギ・・ガガッ!!」   擬似ロイ「ガガッ・・・ギィーッ!!ギィーッ!!」   クッパ「なッ・・・?!」   マルスとロイの骨格が創り出される・・・   無論その色は目が痛くなるようなギラギラとしたピンク色である。   マスターハンド「どうだ・・・、こいつ等は新たなる私のしもべよ・・・            今までは12体の擬似生物の情報しかなかったが・・・            新たにサンプルを入手した為、新たな擬似生物を創ることに成功したのだよ・・・!」   ドンキー「なんだとッ・・・」   クッパ「新たなサンプル・・・成る程、そうか・・・       メンバーを誘拐したのはその為・・・・」   マスターハンド「それも一つの答えだ、他にも理由はある            貴様等には、知るよしも無いがなッ!!            やってしまえ・・・マルス、ロイ!!」   「うぉおおおおお・・・・!」   マスターハンド「ッ!?」   クッパ「なんだっ!?」   突如空間の彼方から声が響いたと思うと、一人の男が現れ、マスターハンドの前に着地した。   ファルコン「ハァ、ハァ、へへへ・・・マスタァ・・・ハン、ド様・・・         は、反逆者・・・・反逆者が来ますッ!」     マスターハンド「反逆者!?・・・だと?!こいつ等の他にッ!?・・・!!」   「どうやら分からないようね、愚かで無知なマスターハンド様・・・!」   「なるほど、ファルコンが逃げ込んだ場所・・・ここはマスターハンドが居る終点だったんだね」   「それにしても、勝手に人のコピーを創り出すなんてこと、やめてくれないかな?」   ズバァッ!! ドギュゥン!! ズバァアアアアッ!!   マスターハンド「ッ!?」   クレイジーハンド「な・・・にッ!?」   擬似マルス「・・・・ッギ、ガガ・・・・ッ   擬似ロイ「・・・・・ガー・・・・ピピー・・・・ッ」        マスターハンドにミサイルが直撃、擬似生物は揃って真っ二つとなる。   その場に現れたのは、今の擬似生物のモデル・・・そしてバウンティ・ハンター。      ドンキー「マルス!ロイ!サムス!!・・・ファルコンッ!?」   ドンキーが彼等の名を叫ぶ、他の者達も心の中で歓喜しているであろう、   しかし不可解なのはファルコン、彼の言動からして、まさか・・・?!   マルス「洗脳が解けた上に自由も取り戻した・・・       今に他の仲間達も来るだろう、マスターハンド・・・お前の最期だ、覚悟!!」   ロイ「あっちの左手袋は誰だ・・・?」   サムス「奴の洗脳は対象を一度殺さなければ解ける事は無い、       だから・・・覚悟しなさいっ・・・マスターハンド、ファルコン!!」   クッパ「ファルコンは・・・ピーチちゃんと同じ洗脳をかけられていると言う事か・・・」   ファルコン「覚悟なんかするわけねぇだろ・・・!」   マスターハンド「ぐぬぬぬぬ・・・!邪魔者め・・・            再び私のしもべとなるが良いッ!」   ギ・・・ギギギギギ・・・   マルス「ッ・・・・」   サムス「・・・・・・!」   三人の動きが突如止まると、ドンキーとクッパに向きかえる。   ロイ「ッ今だ!攻撃のチャンス!!」   クッパ「成る程・・・ドンキー!」   ドンキー「おうよ!」   マスターハンド「ぬぅ・・・・!?」   三人を操った瞬間、マスターハンドに隙が出来た   ・・・そう、それが最大のチャンス   操られていない二人が一気に畳み掛けることが出来るのだ。   ファルコン「させるかぁぁああ!!!」   ・・・・二人の前にファルコンが躍り出る。   ドンキーの利き手でない腕による攻撃はあっけなく止められてしまう、   そのままドンキーの身体を一回転させて遅れて飛び掛ったクッパに投げつける。   二人がぶつかり合い、一箇所にまとまった所に───。      ファルコン「” ファルコンパンチ ”!!!」   ズドオオオオオオオオオオオンン・・・・ッ!!!   「「ぐああああああああああっ!!!!?」」   二人が火炎を集結させた強烈なパンチで吹っ飛ばされてしまう、   と、そこへナナとルイージが現れる、大きく隙の出来たファルコンにナナが” アイスショット ”で怯ませた後に   ルイージによる” ルイージロケット ”でファルコンを吹っ飛ばす。すぐに戻ってきたドンキーが彼等二人を跳躍して飛び越え、   更にその真上から” スピニングシェル ”で高速回転しながらクッパがマスターハンドに迫る。   マスターハンドが二人を払い退けるが、ルイージがマスターハンドの後方から” スーパージャンプパンチ ”をかました、   呻き声を上げるマスターハンドの指先にナナが” クイ打ち ”をクリーンヒットさせ、   痛みに悶えるマスターハンドにドンキーとクッパが再び迫り、” ジャイアントパンチ ”と” クッパ裏拳 ”を直撃させた!        マスターハンド「ぐぉぉ・・・おおおおおお!!?」         二人の拳によって吹っ飛ばされたマスターハンド・・・・   彼はクレイジーハンド目掛け飛ばされて行き・・・ついに激突した!   ドガァアアアッ!!!    マスターハンド「ッガ!!」   クレイジーハンド「ッ!?」   ファルコン「っ!?だ、大丈夫ですかッ!!?」   マスターハンドがステージに落ちる、クレイジーハンドはどうやらレーザーを放とうとしていた様で、   マスターハンドを打ち付けられた反動であちらこちらにレーザー光線を放ってしまう。いわゆる暴走と言うものか。   それも数秒で済むと、遠くへ飛ばされていたファルコンが駆け寄ってきてマスターハンド等に安否の言葉をかけた。   サムス「ファルコンが敬語を使うと気持ち悪いわね・・・」   マルス「戦闘中にそんなこと言わないでくれ・・・」       ナナ「チャンス!」   ルイージ「” ファイアジャンプパンチ ”!!!」   ナナがハンマーを片手にクレイジーハンドに飛び掛り、   ルイージがマスターハンドに燃え盛る拳をぶつけようと跳躍した!     ファルコン「させるかぁぁぁああ!!!」   ナナ「ッ!」   ッドガァアアアアアアアア!!!!      ファルコン「ぐがあああああああ!!」   ファルコンが二人の攻撃から両手をかばったのだ、   ハンマーを振り下ろされ、真下から火炎の拳をぶつけられ。   骨でも折れたのだろうか、痛そうな音が彼の体から響いてくると、力なく落ちたファルコンが床に突っ伏した。    マスターハンド「くっ・・・盾が無くなった・・・か」   サムス「そうね、無くなったわね・・・!今が最大のチャンス!       ” チャージショット ”発射ぁぁああああ!!!」      ッズギュゥゥゥウウウウウウウッ!!   ッガァァアアアアアアアアアアンッ!!!!   マスターハンド「グォォァァァアアアアアアアアッ!!!!」   巨大なエネルギー攻撃に包まれるマスターハンド!   悲鳴がエネルギーの中心からとどろいた、直後力なく宙を漂うマスターハンドがエネルギーの中から姿を現した。   クレイジーハンド「ちくしょうっ・・・”  紫炎突 ”ッ!!」   ドンキー「させねぇよ!!」   クッパ「我輩達の腕力を舐めるな!?」   ガシィッ!!   紫炎を纏った指を突き出してきたクレイジーハンドを二人が掴みかかった、   動きを封じられたクレイジーハンド、もちろんその指で突く事も出来ない。   クレイジーハンド「野郎ッ!離しやがれッ!!」   ドンキー「あぁ、離してやるよッ・・・!」   クッパ「その時が貴様等の終わりなのだ!!」      マルス「ロイッ!」   ロイ「マルスッ!」   二人の剣士が眼を見合わせ、合図する!   直後、ドンキーとクッパがクレイジーハンドから離れた、       そして・・・剣士達は剣を振り上げ―――!   剣士「「” X・ブレイク ”!!!」」   ッズバァァァァアアアアアアアアアン!!!!     二本の剣が、身動きの取れなかったクレイジーハンドと、   チャージショットにより強大なダメージを喰らい動けなかったマスターハンドを共に×字に切り裂いた!!   両手「「うがぁぁぁああああああああッ!!!!」」   ファルコン「マスターハンドさまぁぁぁぁぁぁ!!?」   鉄壁の守りさえ凌駕する剣技           +   火炎までをも纏う強大な剣技      = 史上最強の剣技!           ドサリと両手がその場に落ちる   その身体からはバチバチと電撃がほとばしっている   両手の後ろには倒れたファルコン、全身に大打撲を負った為の痛み、   更に主である両手がやられた事によるショックで気を失ったのだ。   ナナ「・・・た、倒した・・・の?」   ロイ「あぁ・・・多分ね。」   ヴンッ・・・ヴンヴンッ・・・・   「・・・・これは・・・・?」     ルイージ「! フォックス、ネス!」   クッパ「ウォッチ、プリンもか!」   ナナ「ポポ・・・・皆、無事だったのね」     そう、終点に彼等・・・あの時操られていた者達がやってきたのだ   彼等はすぐさま倒れている両手に駆け寄る・・・。   フォックス「あぁ、大丈夫だ・・・だが、これはどういうことだ?         ・・・戦いは、終わったのか?」   ネス「・・・どうやら、そうみたいだね・・・」   ポポ「結構皆集まってるんだね・・・マルスとロイ、サムスも居る・・・ファルコンもあっちで倒れてる」   サムス「えぇ・・・すぐにマルス達が決めてくれたわ ファルコンはまだ奴等のしもべのままなんだけど」      ロイ「いや、僕を省略しないでよ!」   プリン「ハハハハ・・・笑ってる場合じゃないか〜       アイツ等、まだ動いてるようだね・・・」   ウォッチ「・・・本当・・デスネ」   マスターハンド「・・・・・・ッ            このまま・・・・終わって・・・・溜まるか・・・            クソ・・・・この世界を・・・奴等を消すのだ・・・            負けるわけには・・負けるわけにはいかないのだ・・・・!!」        ゴ・・・ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ・ ・ ・ ・   パチパチと電気を纏いながら再び宙に浮く   クレイジーハンドも同じように宙に浮く・・・     ナナ「ッ・・・まだやる気なの・・・・?」      クレイジーハンド「あぁ、やるさ・・・この命 尽きるまで・・・             とことん兄貴に付き合ってやる                       世界への復讐・・・厳密には、生物への復讐にな・・・!」   ルイージ「え・・・・?」   ポポ「どういうこと・・・?」   マスターハンド「・・・・いいだろう・・・・            冥土の土産に教えてやるとしよう            私達兄弟の・・・過去をな・・・・」   ゆっくりマスターハンドは語り出した・・・   突如、その口調を変え、自分の世界に入り込んだかのように・・・   続く